「庭をつなぐ」始まりました
本日は晴天。作家はおりませんでしたが、家は開放していました。
作家のステイトメントが届きました。
これからの展開が楽しみです。
「庭をつなぐ」
はじめて水(スイ)にきたときは、もう、お庭はプロジェクトが進行していて、丹精込めたお庭にととのっていました。
暗くない夜で、ちょっと肌寒くて、温かいほうじ茶を飲んだり、打ち合わせと称して、おしゃべりしたり。
しんとして柔らかな空気が、畳や漆喰や調度品からながれてきて、毎日を積み重ねた思い出の上に、この空気と時間があるのだと思いました。
晴れているときの、今の、ちょうどよい春から初夏にかけての季節に。
青々した緑の季節にむかって、お庭が、賑やかになりはじめる時間に。
最初に奥にあるお社にお参りして、庭と空間をつなぐ、この公開制作ははじまりました。
人は庭をみることができるけど、庭は居間にあがれないから、庭の植物たちを窓につないで、家の中の思い出や現在の時間と、つなぐことを試みています。
槇島 藍
2015.4.15